やれ、前回から間が空いてしまったが、トラベラーギター改造記の続き。前回サンドペーパーで表面を整えた顛末は以下に綴った通り。今回からいよいよ色を塗っていく。

目指す所は、深いブラウンのオイルフィニッシュでシックにしたい。先人の軌跡をたどってみると、どうやらワトコオイルなる代物を使ってペイントするのが良いらしい。DIYで家具のペイントをする際などには、結構ポピュラーな塗料みたい。

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ワトコオイルはカラーバリエーションが豊富で、ウォルナット系とかマホガニー系も色見本を見る限りでは中々発色が良い。ただ、余り濃い色にはならないというブログ記事も見かけたので、一番黒っぽいエボニーを選んでみた。色見本とか塗り方は以下のようなサイトを参考に。

そして塗布開始。DIYなんぞ中学校の技術の授業以来なので、勝手がよく分からん。アチコチのブログ記事を参考にしつつ、結構適当にペタペタ。

上掲の記事にもある通り、塗布時のポイントとしては、

  • 乾いてから重ね塗りする事
  • 二度塗り直後にウェットサンディングする事

らしいので、メソッドを踏襲。乾くまで結構時間がかかるが、こういう図画工作的な事を偶にやるのは楽しい。暫し童心に帰ってペタペタ&スリスリ。

…とここら辺までは順当に進むように思えたが、問題発生。一通りの工程を経た後に確認すると、あちこち超色ムラが出てる(笑)。

部分的には濃い色になったが、表面の色が全体的に薄い。ムラができた要因は恐らくこんな所。

  1. 元々の塗装が剥がれ切っていなかった(サンディングが不十分)
  2. 着色しやすい部位としにくい部位の区別をせずに塗った

一点目は読んで字の如く。元々ギターの表面に塗布してある塗料かニスが完全に剥げ落ちておらず、オイルの染みた箇所と染みなかった箇所が出たかな、と。かなり削ったんだけどねぇ。

二点目は結果的に分かった事。ペグホールやボディのエッジ部分などは恐らく塗料が溜まりやすくウェットサンディングもやりづらいので、表面部分に比べてオイルが濃く染み込んでしまうのだと思う。

売り物ではないのでさほど拘らなくてもいいとは思ったけれど、余りにムラムラしてるのもギターを弾くモチベが下がりそうなので(笑)、再度サンディング⇢ペイント×2⇢ウェットサンディングという工程を繰り返してみた。今回はオイルの染みやすい部位も若干考慮。

結果的にムラは直らなかったし思ったほど色が濃くならなかったが、まぁ正視に耐えない程では無いという事で(笑)、ほどほどにしてペイント完了としておいた。この後は別工程が入るのだが、一旦完成図掲載。

次回からは改造の眼目であるノイズ対策に入ってまいります〜♪

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